- W. エドワード・デミング博士について 改善する現場力
また博士は「デミング、サイクル」(のちに発展してPDCAのサイクルの原形となる)の考え方を導入した。
デミングサークル:
1「設計」: 何を作るかの品質基準を決める。そしてそれについてどのように作るのか作業標準を作りだす。
2「製造」:品質基準と作業標準を従い、製造を行う。
3「販売」:出来上がった製品を市場へ売り出す。
4「調査、サービス」:市場へ販売された商品がどのように受け取られているか、消費者の商品の品質についての評価を調査する。また不具合があればそれをアフター、サービスすることにより各種の品質情報を入手、これを参考にして新しい品質標準、作業標準を作る。
デミング博士は企業が顧客を満足させ、より良い品質を作るためには市場調査、製品開発、生産、販売の間に相互の協力が不可欠であり「品質第一」の考え方と責任を持つことが大切であると強調した。博士はこのプロセスがきちんと確保できれば、その企業は消費者の信用を得て繁栄することができるとも訴えた。
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