Galaxy Note 7 Crisis Tests Samsung Heir Apparent
Samsung heir apparent Lee Jae-yong decided to pull the plug on the Galaxy Note 7 smartphone that threatened to inflict lasting damage on one of the world’s most valuable consumer brands.
韓国大慌て、「ノート7がここまで酷いとは！」
東洋経済オンライン 10月12日(水)12時30分配信
韓国サムスン電子は10月11日に「ギャラクシーノート7」の生産中止を決定した。同製品の欠陥品となった原因を把握できなければ、失墜したサムスンブランドの信頼を回復することは難しいとの声が高まっている。しかも、信頼を回復できないことの現実味が増してきている。そのことは、同社の先行きに大きな不安の影を落としているといえるだろう。
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アップルの「iPhone7」に対抗すべく、満を持してサムスンが上市したギャラクシーノート7のリコール・生産中止がもたらした影響は、どのくらい深刻なのか。
■韓国の輸出全体にも影響
まず数字的な影響。今2016年12月期第4四半期(10～12月)だけでも、7000億ウォン(約645億円)の機会損失が予想されている。また同社株価も同製品の欠陥が知られた9～10月で140万～150万ウォン(約13万～16万円)の変動を記録。同社に部品を供給するメーカーの今年度の営業利益が10～15％減額するとの予想も出ている。
さらには、韓国の輸出全体にも影響を与えている。9月の輸出は前年同月比で5.9％減。携帯電話端末の輸出に限れば、同27.9％減との結果が出ているほどだ。
サムスンブランドの信用に対するダメージも深刻だ。9月2日にサムスンのコ・ドンジン無線事業部社長が緊急記者会見を開いた際の説明は次のようなものだった。「ギャラクシーノート7が爆発した原因は、バッテリーセルの問題と確認した」。
ところが、交換したバッテリーまで発火。その検査能力・発言自体に信憑性がなくなった。コ社長が説明する通り、他社から購入したバッテリー自体の欠陥による発火であるならば、バッテリーを良品に入れ替えた時点で発火が起こるはずがない。これでは話にならないのは当然だ。
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アップルの「iPhone7」に対抗すべく、満を持してサムスンが上市したギャラクシーノート7のリコール・生産中止がもたらした影響は、どのくらい深刻なのか。
■韓国の輸出全体にも影響
まず数字的な影響。今2016年12月期第4四半期(10～12月)だけでも、7000億ウォン(約645億円)の機会損失が予想されている。また同社株価も同製品の欠陥が知られた9～10月で140万～150万ウォン(約13万～16万円)の変動を記録。同社に部品を供給するメーカーの今年度の営業利益が10～15％減額するとの予想も出ている。
さらには、韓国の輸出全体にも影響を与えている。9月の輸出は前年同月比で5.9％減。携帯電話端末の輸出に限れば、同27.9％減との結果が出ているほどだ。
サムスンブランドの信用に対するダメージも深刻だ。9月2日にサムスンのコ・ドンジン無線事業部社長が緊急記者会見を開いた際の説明は次のようなものだった。「ギャラクシーノート7が爆発した原因は、バッテリーセルの問題と確認した」。
ところが、交換したバッテリーまで発火。その検査能力・発言自体に信憑性がなくなった。コ社長が説明する通り、他社から購入したバッテリー自体の欠陥による発火であるならば、バッテリーを良品に入れ替えた時点で発火が起こるはずがない。これでは話にならないのは当然だ。
このまま迷宮入り？
二次電池専門家の間では、「ギャラクシーノート7の欠陥原因がわからないまま、迷宮入りしてしまうのではないか」と囁かれている。韓国・電子部品研究院次世代電池研究センターのパク・チョルワン元センター長は「ギャラクシーノート7には、サムスンが保有する最先端の技術がほぼ投入されている。そんな製品に生じた欠陥の原因究明をおろそかにしたままでは、消費者が次のモデルを信頼できるだろうか」と指摘する。
パク氏はさらに「原因がわからない何らかの問題があり、それが壊れたままの状態が続いて機器全体に伝わり、加熱した可能性がある。バッテリーが加害者ではなく被害者である可能性も念頭に置き、入念な原因分析をすべきだ」と主張している。
■「リコール10倍の陥穽」に落ちた
二次電池関連企業に勤務した経験のある別の専門家は「バッテリーの爆発にはさまざまな原因が絡み合っているのが普通だ」と言う。だからこそ原因究明は簡単ではない。ところがサムスンは原因究明に時間をかけず結論を急いだ。「事態の早期終結による早期販売再開を決定したようだが、いまこそ、欠陥品となった理由が何だったのかをきちんと究明すべきだ」と忠告する。
そもそも、サムスンはライバルのアップルよりも早く最新製品を上市するため、また各種プレミア技術をアップルよりも先に搭載するために焦っていた。さらには欠陥でリコールとなった状況を早期に収拾するために事を急ぎすぎた。こうした「焦り」が欠陥とリコール費用を拡大させる要因になったという指摘も出ている。
すなわち、サムスンが製品開発の初期から生産、販売に至るまで、発見された欠陥を解決しようとしなかったため、収拾費用が膨大になってしまう「リコール10倍の陥穽」に落ちてしまったのではないか、ということだ。
開発段階なら100ドルで解決できた欠陥が、設計が終わった後に発見されれば1000ドル、生産に入った後には1万ドル、発売後には10万ドルの解決費用が必要というのが、「リコール10倍の陥穽」が意味するところだ。ギャラクシーノート7は今年8月19日の発売前段階で、韓国国内で40万台の予約を集めたほど初期の販売量が多かったこと、また9月2日にリコールの実施を発表した後にもサムスンの製品を避ける消費者が少なかったことが、リコール費用を高める悪材料となってしまった。
サムスンがすぐにやるべきことは？
こうした中でサムスンがすぐにやるべきことは何か。まずは、ギャラクシーノート7の欠陥原因を調査し、把握することに加え、リコールによるブランドイメージの悪化という最悪の事態をどう食い止めて改善するかが、喫緊の課題だ。
サムスンは2015年に、1997年のアジア通貨危機以降初めてとなる研究開発費削減と関連人材のリストラを行っており、これが今回の事態を招くきっかけとなったとの指摘も出ている。責任者の追及も必要だ。責任の所在究明が終わった後、年末に予定されているサムスングループ経営陣の人事異動にも波乱が起きる可能性もある。
■韓国政府の対応にも批判の声
サムスンの対応に加え、韓国政府の対応にも批判の声が出始めている。リコールから生産中止まで、政府の対応が遅すぎる、との批判だ。
米国政府は被害が報告された直後に原因調査に着手した。それと比べると、韓国政府の姿勢はあまりにも消極的だった。10月11日になってようやく新製品の使用・交換・販売中止を勧告したこと、前日にサムスン側との協議した後だったことも、批判の的だ。専門家らは、「ギャラクシーノート7の生産中止以降、残された課題は旧型・新型製品の100％回収。政府は今からでもスピードを上げるべきだ」と口をそろえている。
リコールを管掌する国家技術標準院は、10月11日にサムスン電子水原(スウォン)事業所の現地調査を行った。新たな欠陥を確認した同院が、10月1日にソウル市内の一般家庭で発生したギャラクシーノート7の発火事故などを調査するためで、事故発生後10日が過ぎてからの調査だ。10月5日に米サウスウエスト航空機内でギャラクシーノート7の発火事故が発生し、消費者製品安全委員会(CPSC)がすぐさま調査に着手したことと比べると、あまりにも遅い対応だ。
10月10日に生産中止を決定した後になって、安全性調査を本格化させたことも問題として指摘されている。安全性調査は事故調査とは違い、欠陥のない製品に対して安全性テストを行う措置だ。9月22日にリコールを最終承認した当時、国家技術標準院はメーカー側の原因分析(バッテリーの欠陥)をそのまま受け入れた。ところが10月になって新型製品に相次いで問題が発生してからようやく、調査に身を乗り出している。
国家技術標準院関係者は「特定品目に対する安全性調査は初めてであり、できるだけ早く行う」と述べた。だが、生産中止になったため、安全性調査を行う必要性はすでになくなっている。
専門家らは、リコールから生産中止までの過程において、政府側が主導権を握れないまま、メーカー側の意向に引きずられていると指摘する。前出のパク・チョルワン電子部品研究院元センター長は「国家技術標準院の製品安全諮問委員会の資質が問われる。政府の未熟な対処能力が事態を拡大させた」と指摘する。同院は「サムスンから新型製品のリコール計画書を受け、問題なく回収が行われるようにする」と述べているが、どこまで徹底できるか。今後の姿勢が問われることになるだろう。
サムスンは2015年に、1997年のアジア通貨危機以降初めてとなる研究開発費削減と関連人材のリストラを行っており、これが今回の事態を招くきっかけとなったとの指摘も出ている。責任者の追及も必要だ。責任の所在究明が終わった後、年末に予定されているサムスングループ経営陣の人事異動にも波乱が起きる可能性もある。
■韓国政府の対応にも批判の声
サムスンの対応に加え、韓国政府の対応にも批判の声が出始めている。リコールから生産中止まで、政府の対応が遅すぎる、との批判だ。
米国政府は被害が報告された直後に原因調査に着手した。それと比べると、韓国政府の姿勢はあまりにも消極的だった。10月11日になってようやく新製品の使用・交換・販売中止を勧告したこと、前日にサムスン側との協議した後だったことも、批判の的だ。専門家らは、「ギャラクシーノート7の生産中止以降、残された課題は旧型・新型製品の100％回収。政府は今からでもスピードを上げるべきだ」と口をそろえている。
リコールを管掌する国家技術標準院は、10月11日にサムスン電子水原(スウォン)事業所の現地調査を行った。新たな欠陥を確認した同院が、10月1日にソウル市内の一般家庭で発生したギャラクシーノート7の発火事故などを調査するためで、事故発生後10日が過ぎてからの調査だ。10月5日に米サウスウエスト航空機内でギャラクシーノート7の発火事故が発生し、消費者製品安全委員会(CPSC)がすぐさま調査に着手したことと比べると、あまりにも遅い対応だ。
10月10日に生産中止を決定した後になって、安全性調査を本格化させたことも問題として指摘されている。安全性調査は事故調査とは違い、欠陥のない製品に対して安全性テストを行う措置だ。9月22日にリコールを最終承認した当時、国家技術標準院はメーカー側の原因分析(バッテリーの欠陥)をそのまま受け入れた。ところが10月になって新型製品に相次いで問題が発生してからようやく、調査に身を乗り出している。
国家技術標準院関係者は「特定品目に対する安全性調査は初めてであり、できるだけ早く行う」と述べた。だが、生産中止になったため、安全性調査を行う必要性はすでになくなっている。
専門家らは、リコールから生産中止までの過程において、政府側が主導権を握れないまま、メーカー側の意向に引きずられていると指摘する。前出のパク・チョルワン電子部品研究院元センター長は「国家技術標準院の製品安全諮問委員会の資質が問われる。政府の未熟な対処能力が事態を拡大させた」と指摘する。同院は「サムスンから新型製品のリコール計画書を受け、問題なく回収が行われるようにする」と述べているが、どこまで徹底できるか。今後の姿勢が問われることになるだろう。
Korea large hurry, "the note 7 is terrible up to here!"
Toyo Keizai online October 12 (Wednesday) at 12:30 delivery
Korea large hurry, "the note 7 is terrible up to here!"
State of the Seoul city of department
South Korea Samsung Electronics has decided to production stop of the "Galaxy note 7" on October 11. If you can not understand the cause of the defective of the product, to recover the downfall was the Samsung brand of trust there is a growing voice of the difficult. Moreover, the reality of that you can not restore confidence has increased. The thing is, it can be said that is casting the shadow of great anxiety to the company's future.
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In order to counter the "iPhone7" of Apple, with the long-awaited impact that Samsung has brought the recall and production discontinuation of the Galaxy note 7 it was launched, how serious is either.
■ affect the total exports of Korea
Number effects first. Now 2016 ended December 31, the fourth quarter (October to December) alone, opportunity loss of 700 billion won (about 64.5 billion yen) is expected. The company share price also recorded a variation of from 1.4 to 1.5 million won in September and October that defects of the products are known (about 130,000 to 160,000 yen). This year's operating income of manufacturers to supply parts to the company are out also expected to be reduced by 10 to 15 percent.
In addition, it has also affected the entire South Korean exports. Exports in September down 5.9% from a year earlier. As far to the export of mobile phone terminal, but as a result of a 27.9% decrease has come out.
Damage is also serious for the credit of the Samsung brand. Description of when the Samsung co Dong-jin radio division president held an emergency press conference on September 2, was something like the following. "Cause the Galaxy note 7 has been the explosion, was confirmed as the problem of the battery cell."
However, firing until the replacement battery. Credibility is no longer in the inspection ability and speech itself. As co-president explains, if a fire due to a defect in the battery itself, which was purchased from other companies, can not have a fire occurs at the time of replacing the defective battery. This is it natural that not to talk in.
This remains unsolved?
In between the secondary battery expert, "without knowing the defect cause of the Galaxy note 7, or not than resulting in unsolved" has been whispered with. South Korea, Park Choruwan original Center of electronic components Research Institute next-generation battery research center in the "Galaxy note 7, Samsung state-of-the-art technology to be held is nearly up. Determine the cause of the defects generated in such product in while neglect is, consumers pointed out that will be able to trust the next model ".
Park said there is some kind of a problem you do not know the further "Cause, it is transmitted to the whole equipment followed by a broken remains of the state, there is a heated possibility. Battery is likely to be a victim rather than a perpetrator in mind Place, argues that it should elaborate cause analysis ".
■ fell to "recall 10 times the pitfalls"
Another expert with experience working in the secondary battery-related companies says, "It is normal to have intertwined a variety of causes for the explosion of the battery." That's why investigate the cause is not easy. However Samsung hurried to the conclusion without taking the time to investigate the cause. "It seems to determine the early selling resume by the premature termination of the situation, but what now, we should investigate properly whether the reason became defective was what" is advised.
To begin with, Samsung is for on the market the latest products faster than rivals of Apple, also had been impatient for mounting a variety of premier technology earlier than Apple. In addition it was too hurry things in order to settling the situation in which became a recall in the defect at an early stage. It pointed out that these "impatience" has become a factor to expand the defects and recall costs are also out.
In other words, Samsung production from the initial product development, up to the sale, for the defects found did not try to solve, settling cost is not than has fallen to become enormous, "recalled 10 times the pitfalls" either, but the fact that.
Defects can be resolved for $ 100 If you are only in the development stage is $ 1,000 if it is discovered after the end of the design, $ 10,000 after entering the production, after sale is that need to resolve cost $ 100,000, " but what is meant recall 10 times the pitfalls "is. Galaxy note 7 in the pre-launch stage of August 19 this year, South Korea at 40 million units of the reserve collected about early that sales volume there were many, also in after announcing the implementation of the recall on September 2 that consumers avoid the Samsung products were less, it has become the bad news to enhance the recall cost.
Samsung to be done immediately is?
What is Samsung to be done immediately in these. First of all, to investigate the defect cause of the Galaxy note 7, in addition to grasp, if you want to improve halted the worst of the situation that the deterioration of the brand image by the recall, but urgent issue.
Samsung in 2015, has carried out a restructuring of the relevant human resources and research and development cost reduction to be the first time since the Asian currency crisis of 1997, this is out also pointed out that was a chance to lead to the current situation. Pursue the responsible person also necessary. After the end of the whereabouts investigation of responsibility, there is a possibility that eventful also to personnel changes of the Samsung group management team, which is scheduled at the end of the year occurs.
■ voice of criticism in the corresponding of the South Korean government
In addition to Samsung's support, we have started out criticism of the voices in the corresponding of the South Korean government. From recall to stop production, support is too slow of government, but criticized for.
The US government has started to investigate the cause immediately after the damage has been reported. At the same Compared, the attitude of the South Korean government was too passive. Finally made on October 11 that it has recommended the use, exchange, and discontinued of new products, also it was after consultation with Samsung side the day before, but the target of criticism. Experts, "discontinued after the Galaxy note 7, challenge remains 100% recovery. The government should speed up even from now the old-new product" is aligned with the mouth.
National Technology Institute standard that in charge of the recall was carried out on-site investigation of Samsung Electronics Suwon office on October 11. The hospital, which was confirmed a new defect, in order to investigate or fire accident of the Galaxy note 7 that occurred in the Seoul city of general home on October 1, but research since after the accident occurred 10 days only. Fire accident of the Galaxy note 7 is generated in the October 5 in the US South in the West aircraft, when the Consumer Product Safety Commission (CPSC) is immediately compared to what was set out to investigate, but too slow response.
And then after decided to discontinue production on October 10, it has also been pointed out as a problem that was full-scale safety investigation. Safety investigation is the difference between the accident investigation, but measures to carry out safety tests on the defect-free product. At the time the recall was final approval on September 22, the national technical standard Council cause analysis of the manufacturer (the defect of the battery) was directly accepted. But finally one after another from a problem occurs in the new product made in October, it has leaned to the survey.
National Technology Institute standard official "is the first safety study for a particular item, as soon as possible carry out," he said. But, because it was made to stop production, the need to carry out a safety investigation is already gone.
Experts, in the process from the recall to stop production, while the government side does not grasp the initiative, pointed out to have been dragged by the manufacturer side intention. Park Choruwan electronic components Institute of the original Center of supra pointed out that "Product Safety Advisory Committee of the qualities of the national technology standard Institute is asked. Government immature coping capacity of was to expand the situation." Whether the hospital is "subject to recall plan of the new product from Samsung, the recovery is to be performed without any problem," but has said that, how far can be thorough. Going to be the future of attitude is asked.
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